2023年11月10日に令和5年度の補正予算案が閣議決定され、同年11月29日に成立しました。この中で特に注目されている項目が中小企業省力化投資補助事業の「省力化投資補助枠(カタログ型)」です。省力化投資補助枠(カタログ型)は人手不足と物価の高騰に苦慮している中小企業に対して行う補助金制度です。本記事ではハイテク製品導入の際に支援される「省力化投資補助枠(カタログ型)」について解説します。
日本は、長引くデフレ状態から完全に脱却することが課題となっています。デフレ脱却に向けた経済対策として、参院本会議で令和5年度の補正予算が可決されました。補正予算規模は、一般会計の総額が13兆1,992億円とのことです。そのうち経済産業省の施策には、4.5兆円が割り当てられました。今回の参院本会議で創設された補助金事業には、持続的な賃上げを目的とした中小企業省力化投資補助事業があります。本記事では、...